①訪問看護ステーションで働く前のイメージ 病院から在宅看護の世界をのぞいたとき、そこは私にとって未知の、 そして少しハードルの高い世界に見えていました。 まず頭に浮かぶのは、「孤独と責任の重さ」です。 病院ならナースコールを押せば誰かが来てくれますが、訪問先では自分一人。 もし目の前で急変が起きたら、たった一人で判断して動かなければいけないのだろうか……と、 どうしても身構えてしまいます。 また、「医療スキルが鈍るのでは?」というイメージもあります。 在宅は生活のケアや見守りが中心で、 これまで病院で必死に磨いてきた点滴や処置などの医療手技を行う機会が減ってしまうのではないか、 という漠然とした懸念です。 さらに、利用者さんの「自宅」という完全なプライベート空間に立ち入る「人間関係の難しさ」も想像してしまいます。 病室とは違う独特の距離感の中で、ご家族とも上手くコミュニケーションが取れるだろうか、と緊張してしまいます。 私の中で訪問看護は、「何が起きても一人で完璧にこなせる、経験10年以上の超ベテラン看護師さんだけが行く場所」 というイメージがとても強いです。 だからこそ、未経験の自分が飛び込むには、どうしてもまだ足がすくんでしまうような世界に見えています。 ②実際に働いてみて感じたこと 「孤独じゃない、みんなで繋がっている」 実際に訪問看護で働いてみて、まずそのイメージが180度覆りました。 訪問先へは一人で向かいますが、決して「孤独」ではありませんでした。 判断に迷ったときは、その場からステーションの先輩や管理者にすぐ電話で相談ができます。 病院のように「その場に誰かがいる」わけではないけれど、ICTツールなどを通じて、 常にチーム全員に背中を支えられているような、強い繋がりを実感しています。 そして、何より大きな気づきは、 「疾患をみることも大切であるが、それ以上に『その人の生活』をみる場所なんだ」ということです。 病院にいた頃は、どうしても目の前の病気の治療や、指示された医療処置をスケジュール通りにこなすことに必死でした。 でも在宅では、主役は医療ではなく、あくまで利用者さんの「日々の暮らし」です。 病院のように目の前にモニターや検査データがないからこそ、 自分の五感をフルに使って利用者さんの変化を読み解き、 「この処置をしながら、どうすれば大好きな自宅でその人らしく過ごせるか」を考える。 それは、医療スキルが鈍るどころか、看護師としての視点やアセスメント能力が圧倒的に磨かれる経験でした。 利用者さんの「自宅」という完全なプライベート空間は、想像していたような緊張の場ではなく、 「その人らしさに深く寄り添える、最高の信頼関係の場」へと変わっていきました。 病院のベッドの上では見えなかった利用者さんの本当の笑顔や暮らしのこだわり、 そしてご家族の温かさに触れ、「その人の人生」に伴走できる喜びを日々感じています。 病院での当たり前とは違う難しさはもちろんありますが、 一歩を踏み出してみたら、そこには看護師としての原点に立ち返れるような、 やりがいと温かさに満ちた世界が広がっていました。 ③応募される方に一言 訪問看護は、「疾患をみることも大切であるが、それ以上に『その人の生活』をみる場所」です。 病院のベッドの上では見えなかった利用者さんの本当の笑顔や、暮らしのこだわりに寄り添い、 その人生に伴走する。そこには、看護師としての原点に立ち返れるような、温かいやりがいが待っています。 最初から完璧でなくても大丈夫。 あなたの新しい一歩を、私たちは全力で応援しています!
宮崎
看護師(福岡あい)
主任 看護師 医療連携担当
いままでの経験を活かして全力投球で看護をおこないます
よろしくお願いします。
宮崎
宮崎
看護師(福岡あい)
主任 看護師 医療連携担当
2025年10月入社